ドメイン取得からferret Oneにドメインを設定をする方法をご案内します。
サイトをインターネット上で公開するためには、ドメインが必要となります。
【ドメインの一例】
https://ferret-one.com ※太字部分がドメインです
※以下に該当する方は手順の確認箇所にご注意ください
下記設定を行うと、現在のサイトが表示されなくなるため、必ずferret One側でサイトが完成してから設定をお願いいたします。
既にお持ちのドメインでサイトを公開しており、別途サブドメインでサイトを新規公開する場合は手順2からになります。
目次
手順
1. ドメインを取得します
独自ドメイン取得サービスをご利用の上、自社ドメインを取得してください。
【独自ドメイン取得サービスの一例】
・ムームードメイン
・お名前.com など
既にドメインをお持ちの場合は、サブドメインでWEBサイトを公開することもできます。
ご利用の独自ドメイン取得サービスでサブドメインを取得してください。
【サブドメインの一例】
http://subdomain.ferret-one.com ※太字部分がサブドメインです
2. DNSレコード設定を行います
取得したドメインをferret Oneサイトに適用するために、DNSレコード設定が必要です。
例えば、サイトリニューアルでネームサーバーをレンタルサーバーからレジストラのDNSサーバーに変更する際に、MXレコードを引き継ぎ忘れると、メールの送受信に重大な影響を及ぼす可能性があります。
新しいネームサーバーに移行する際は、既存のMXレコードを正確に新しいDNS設定に反映させることが重要です。
尚、ferret Oneには受信メールサーバーはありませんので、お客様で準備いただき設定ください。
ご利用の独自ドメイン取得サービスのDNSレコード設定で、Aレコードに対して下記を設定してください。負荷分散のため2件とも設定を推奨します。
ホスト名 | 種別 | TTL | 内容 | 優先度 |
---|---|---|---|---|
設定したいドメイン |
A | 15.197.172.243 | ||
設定したいドメイン |
A | 3.33.186.173 |
※一部のDNS設定では、Aレコードを1つしか登録できないようです。その場合、「15.197.172.243」を設定してください。
※上記のIP以外がAレコードに登録されていると、ferret Oneで作成したサイトが表示されませんのでご注意ください。
※CNAMEレコード「host.ferret-one.com」での登録も可能です。但し、CNAMEレコードはSSL証明書に対応していませんのでご注意ください。
※【TTL】とは、キャッシュの有効期限となり、お客様の任意の値を設定いただくものとなります。ほとんどの初期設定は「3600」となっていますので、特に指定が無ければそのままで問題ございません。
【DNSレコード設定の方法】
DNSレコード設定の方法は、ご利用の独自ドメイン取得サービスによって異なります。
ご利用の独自ドメイン取得サービスのヘルプページをご覧ください。
・ムームードメインのDNSレコード設定方法
・お名前.comのDNSレコード設定方法 など
【ドメインのステータスについて】
Whois(ドメインの所有者情報)のステータスをご確認ください。
DNSレコード設定を行っても反映されない(サイトにアクセスできない)場合は、何らかの理由でドメイン管理会社にて制限がかかっていてドメインの移管ができない場合があります。
Whois確認サイトでステータスを確認して、ドメイン管理画面で制限解除を行ってください。
<Whoisステータス確認サイト(※外部サイト)>
・ドメインが「.com」の場合
https://webwhois.verisign.com/webwhois-ui/index.jsp?language=
・ドメインが「.jp」の場合
https://whois.jprs.jp/
DNSの設定が反映されるまでに数日掛かる場合があります。
サイト公開までに余裕をもって設定してください。
3. ferret One側のドメイン設定を行います
設定 > 基本設定 > 基本情報 の「ドメイン」を編集してください。
下記画像の順番に沿って取得した新規ドメインを入力し、最後を「独自ドメインを使用する」にご変更して、「更新」ボタンを押してください。
※例:
https://www.example.jp/ としてサイト公開する場合、
基本情報のドメインには、「www.example.jp」と入力してください。
4. サイトを公開します
サイトを作成が完了し、公開できる状況になりましたら公開設定を行います。
設定 > 基本設定 > サイトの公開・非公開の項目を「公開」に変更し「更新」ボタンを押してください。
※各ページも公開状態になっているかご確認ください。
5. 確認
正常にインターネット上に公開されていることを確認してください。
正常に公開できない場合は、上記行程が正しく設定されているかを今一度ご確認の上、ご利用の独自ドメイン取得サービスにお問い合わせください。
確認後、サイト制作中は必ずもう一度非公開に設定してください。
補足:メール送信元アドレスについて
サイトユーザーに対して、独自ドメインのメールアドレスからメールを送信する機会がある場合は、SPFの設定を推奨しています。
SPF(Sender Policy Framework)とは、なりすましメールなどのドメイン詐称を防ぎ、送信元ドメインの正当性を検証する仕組みのひとつです。
SPFを設定していないドメインからメールを送ると、ユーザーのメールボックスで受信が拒否されてしまう可能性があります。
■SPFの設定方法はこちら
>SPFの設定方法
補足:ドメイン変更の手順
古いサイトから新しいサイトへドメイン変更する際の手順と注意事項となります。
- 新ドメインのDNS Aレコードをferret One(「15.197.172.243」と「3.33.186.173」の2件)に向けます。
DNS Aレコード向けると古いサイトへはアクセスできなくなります。
DNSの反映には時間がかかりますので、反映が完了するまでは、エンドユーザーによって表示されるサイトが違ったりします。
※DNSの反映は全世界で行われますので、早くて数分から遅いと数日かかる場合があります。 - 設定 > 基本設定 にあるドメインを変更します。
- その際にリンクの変更ダイアログが出ますので、OKを押してリンクを一括変更します。
- 公開サイトのリンクチェックをして修正します。
(一部、リンクが変更されないケースがあることを確認済みです。ご了承ください。)
5.をしていないため証明書のエラーが出ます(4、5は順番を変えても良いかと存じます。) - 1の30分もしくは1時間後以降(DNSの伝搬なので、長ければ1日近くかかることもあります)に、
設定 > 詳細設定 にあるSSL証明書を設定します。
ferret Oneでは1アカウントにつき1ドメインの設定となるため、古いサイトについては、アクセスできなくなります。
そのため、別途リダイレクト用のサーバーを準備いただくことで、古いサイトにアクセスしたユーザーが新しいサイトにアクセスできるようになります。
リダイレクト用のサーバーについてはferret Oneでは準備がありませんので、必要に応じてご準備ください。
補足:wwwあり/なしを統一したい場合
下記ヘルプページをご覧ください。