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直帰率とは?
初めてサイト内のページに訪問した後に、サイト内の他ページに行くことなく離脱したセッションの割合です。
直帰率はサイトの目的やページのタイプにってばらつきがありますが、
世の中の平均は「約60%前後」と言われています。
確認するべきレポート
「レポート・データ」の各レポートで、「離脱率」をチェックしましょう。
まずは、改善すべきページを把握することが大切です。
直帰率が上がったときに考えられる主な要因
要因①:コンテンツの内容がユーザーのニーズに合っていない。
検索して訪問したユーザは、知りたい情報が無かったり、読みにくいと判断するとすぐにサイトから離脱してしまいます。
検索結果に表示されているページタイトルと、サイト訪問した時に見える情報が一致していないなどが発生していないか、ぜひチェックしてみてください。
ページタイトルと、サイト訪問時の情報が一致していないなと思う場合は、違和感が無いようにページタイトル等を見直すようにしましょう。
また、読みやすい構成にすることも非常に重要です。
誤字脱字がないか、適切に改行されているか等をチェックすることも改善に繋がります。
要因②:他ページへの導線が分かりづらい
サイトを訪問するユーザーとしては、目的を果たすためにサイト訪問をしています。
- 知りたい情報がある
- 記事を読んだ上で更に詳しい資料がほしい
- 検討ポイントがクリアになれば、商品について問い合わせたい
などが挙げられます。
例えば、「記事を読んだ上で更に詳しい資料がほしい」場合は、記事を読んだ後に資料ダウンロードへの誘導ボタンがあると親切ですよね。
また、サイドバーを設置して、資料ダウンロードバナーを常に設置するのも良いかもしれません。
ユーザーの気持ちになり、ユーザーが迷子にならない、わかりやすいサイト構成にすることも大切です。
要因③:最初の記事で満足してしまった
これは悪い要因ではないのですが、求めていた情報が得られたため、満足して離脱するユーザーもいます。
そういった場合は、サイト内を回遊させるために人気記事ランキングを表示したり、記事内に関連する記事のリンクを貼っておく等の対策を行ってみましょう。
要因④:サイト表示が遅い
アクセスしても表示に時間がかかると、ページを閉じてしまう可能性は高いです。
みなさんも同様の経験があるのではないでしょうか。
表示に時間がかかる原因の一つとして、使用している画像の画素数が多いことが挙げられます。
表示時間が長い場合は、使用している画像等を見直し、改善を図ってみてください。
それでも表示に時間がかかってしまう場合は、お手数ですがferret Oneテクニカルサポート(fo_support@basicinc.jp)までお問い合わせください。
要因⑤:ページを非公開・削除した
ページの内容が古くなったりして非公開あるいは削除した場合、別のページからリンクを修正し忘れると存在しないページへリンクをしてしまいます。その場合、ユーザーが迷子になり、諦めて離脱する可能性があります。
非公開や削除をせずに、ページを更新するか、別のページに誘導するリンクをつけるか、リダイレクト設定をしましょう。